よくあるご質問

ICL手術に関するすべてのご質問にお答えします。

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これは眼科手術であり、小さな切開部から眼内コンタクトレンズを挿入し、虹彩(目の有色部)の後方、水晶体の前方に配置することで、近視や乱視を改善するものです。

ICL手術の主な利点は、近視や乱視を恒久的に矯正または軽減し、眼鏡やコンタクトレンズなしで鮮明に見えるようにする、あるいはそれらへの依存度を減らすことができる点です。矯正なしの視力(眼鏡やコンタクトレンズを使用しない状態の視力)の改善に加えて、矯正視力(眼鏡やコンタクトレンズを使用した場合の最高視力)が向上する可能性もあります。

ICL手術の前後には、必ず眼科医の指示に従ってください。ICL手術直後は処方された薬を使用し、眼科医の推奨されるフォローアップの予約も忘れずに行ってください。手術の回復後は、年に一度の定期検診が一般的です。異常を感じた場合は、すぐに眼科医にご連絡ください。

このレンズは、メンテナンスを必要とせずに眼内に留まることを目的としていますが、将来的に必要となった場合には眼科医によって取り外すことも可能です。取り外された場合は、視力矯正の効果は失われます。

いいえ、本人にも他人にも見えません。レンズは虹彩(目の色の部分)の後ろに配置されるため、視力矯正が行われていることは、眼科医だけが確認できます。

いいえ。通常、レンズは挿入後に違和感を感じることはありません。目の中の構造に接着されるわけではなく、固定された状態で動くこともありません。

ICL手術は日帰りの外来手術として行われ、当日にご帰宅いただけます。手術自体は通常20~30分以内に完了します。当日は運転できないため、送迎者の同行が必要です。局所または点眼による軽度な麻酔が行われ、手術中および術後の不快感は非常に少ないとされています。点眼薬や内服薬が処方されることがあり、通常、翌日に眼科医との診察が予定されています。

重要な安全情報

参照

¹Zhang H、Deng Y、Ma K、Yin H、Tang J. 「ICL(眼内コラマー レンズ)挿入手術後のドライアイに関する客観的指標の変化の分析」Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol. 2024年7月;262(7):2321-2328.